#05.構造設計共通

建築の力学 ―弾性論とその応用―

本書は、建築構造デザインと密接に関わる弾性力学の理論を、丁寧な数式展開と豊富な演習問題を通じて体系的に学べる入門書です。弾性力学の基礎から、複合材料、3次元問題、ねじり、平板・シェル構造、エネルギー原理まで幅広く網羅。設計実務で直面する問題解決に役立つ実践的な知識と応用力を養います。数学の予備知識を付録としてまとめ、独学でも理解しやすい構成となっています。

概要

建築構造デザインのための弾性力学入門

建築構造を理解し、デザインするための基礎となる弾性力学の理論を、初学者にもわかりやすく解説した教科書です。難しい数式も丁寧に展開し、必要な数学の知識は付録にまとめているため、安心して学習を進められます。

実践的な問題解決能力を養う

各章には、著者が設計実務や技術開発で直面した問題をアレンジした演習問題が豊富に用意されています。巻末には模範解答も掲載されており、自身の理解度を確認しながら、実践的な問題解決能力を養うことができます。

目次

第1章 弾性という性質 / 第2章 引張と圧縮 / 第3章 曲げとたわみ / 第4章 断面の諸特性 / 第5章 せん断 / 第6章 座屈 / 第7章 複合材料の力学 / 第8章 3次元問題 / 第9章 ねじり / 第10章 平板構造 / 第11章 シェル構造 / 第12章 エネルギー原理 / 付録:数学公式 / 演習問題解答 / 参考図書