「稲山の黒本」待望の改訂版!中大規模木造建築の構造設計を完全網羅
本書は、中大規模木造建築物の構造設計に関する手引き書として定評のある「稲山の黒本」の改訂版です。初版刊行後の法規や規準の改正、特に2018年の面材耐力壁に関する告示改正、2019年の建築基準法改正(耐火構造等とすべき木造建築物の高さ制限緩和)などを全面的に反映。さらに、木質構造関連の研究や工法技術開発の進展についても増補し、最新の情報に基づいた構造設計をサポートします。
美しい架構、経済性、そして安全性を実現!市場流通材を活用した設計手法
中大規模建築物を木造で実現するために、美しい架構を見せながら、市場流通材を用いて経済的に設計するための具体的な手法を解説。 構造設計の実務に必要な製材・木質材料の基礎知識から、接合具、梁・柱、耐力壁、水平構面、木造ラーメン、大スパン支持架構まで、幅広い項目を詳細に解説しています。
防耐火規準から最新技術まで!中大規模木造のすべてをこの一冊に
本書は、中大規模木造建築物にかかわる防耐火規準と構造規準の関連法規を概説し、木造建築物の構造計算ルート、混構造の扱い、準耐火建築物の構造規定、防火壁の納まりなど、設計者が直面する様々な課題に対する解決策を提示します。さらに、CLTやCLTパネル工法など、最新の技術動向もカバーしており、これからの木造建築を担う設計者にとって必携の一冊です。